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真上の蛍光灯がやけに点滅が五月蝿い。目をしばたかせ、目的の扉にちかづいた。 無意識な悪寒が走る。 この先に何か待っているかのように、異様な雰囲気が漂っている。得体の知れない何かが何度も自分を引き戻そうとさせる。 それでも振り切るしかない。 この仕事には大金がかかっているのだから。 拳銃を腰に携えて、ドアノブをゆっくり回した。 …………開いている。 じとりと嫌な汗が首筋を伝う。
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