第3章:愛する想い

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それは"友人"だ。 喜びや悲しみを分かち合える友人を 残りの人生でより多く作る事 友人がいなければ 何処へ行っても何をしても楽しめない事に この歳で改めて気づかされたのだ。 「外出する機会も増やさないとね 何か切っ掛けになるものは…?」 年賀状は無いがチラシは ポストにたくさん入っていた。 チラシを(あさ)っていると 老人会の案内を見つけた。 ーー『タンポポの会』60歳以上大歓迎 (これ良さそうじゃない… …でも違うやっぱりダメだわ)
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