ラスト・タンゴ・イン・パリス【カミカミ男爵シリーズ12作目】

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リービング・ラスベガス。 カミカミ男爵は、真実の愛に気付き始めていた。 女から女へと渡り歩いていく中でみつけたオアシス。 神社会から干されて人間に戻ったものの、長老から許しがもらえ、再び神様に戻ることが奇跡的に出来た。 そこには、ヌキ専マダムである彩夏の献身的な愛情や、親思いのカミカミ王子に免じての情状酌量がかいまみえる。 飛行機でアメリカへ旅立ったカミカミ男爵は、ラスベガスでスリリングな体験をした。 誘惑が多いカジノで出会ったアジアの女は、マフィアの罠であり、まんまと嵌められ、危うく命を落とすところであった。 一大ピンチの時にいつも助けてくれるのは龍女である彩夏だ。 かつてヌキ専マダムとして刑務所まで入った悪女も、いまや、一途な女と化している。
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