光に向かって

洞窟の深部で地震に巻き込まれた僕と朱莉。暗闇から光のある地上へ脱出できるのか? そして僕達の未来は?

みぐ

青春 完結
14分 (7,982文字)
超・妄想コンテスト『光』の『優秀賞』作品です。表紙絵は『なぎのみや』さんに描いて頂きました

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あらすじ

僕と朱莉はアメリカニューメキシコ州に在るカールスバッド洞窟の探検ツアーに参加していた。僕達は洞窟の深部を訪れるこのツアーを楽しみにしていた。ツアーは通常の見学ルートを離れ、人が余り踏み入れていない洞窟

感想・レビュー 4

素晴らしい正の連鎖! ネタバレ感想です。

アメリカの巨大な洞窟の描写が素敵で行ってみたいなと思ったけど、なんか怖くなりました。 知り合ったばかりの彼女と突然のアクシデントに襲われ、手に汗握るサバイバルにハラハラドキドキしました。 必死の〇〇措
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光と命の連鎖

地震による落盤事故で、命の灯が消えかかった朱莉を助けたのは、日本から旅行に来て、オプショナルツアーに参加していた裕翔でした。心肺停止した彼女に人口呼吸と心臓マッサージを施し、ドクターヘリへと繋ぎます。
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それこそが『光』

量子力学上では『光』とは『波』であり、同時に『粒』であるとされています。 すなわち誰かがそれを観測するまでは『波』であり、観測した途端に『粒』になってしまうと。 『光』とは、そんな不思議な性質を持つも
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