幸せなクリスマス

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

幸せなクリスマス

あるすごく寒いクリスマスの日の出来事 私は彼氏と待ち合わせ中 お互いにプレゼントを用意する約束 だったので私は手編みのマフラーと 彼氏が好きな色のタオルを用意した 私は不器用なので編むのは大変だった けど彼氏の喜ぶ顔が見たくて頑張った! そうしていると彼氏が来た 彼氏 「ごめん!待った?」 私 「大丈夫!」    よくありそうな会話をした後    それぞれプレゼントを渡した 私  「え!?うそ!       ネックレス!ありがとう!     嬉しすぎる!!!」 彼氏 「喜んでもらえて良かった~!     それよりこのマフラーって     愛菜が編んでくれたの?」 私  「うん!そうだよ!嬉しい?」 彼氏 「当たり前じゃん!めっちゃ嬉しい!     でも、愛菜って不器用だよな?笑     にしてはすげぇ上手だな!」 そういって彼氏がマフラーをつけた 彼氏 「それにすげぇーあったかいし      このタオルは俺が好きな色の赤だし     まじありがとう!」 私  「喜んでくれて私も嬉しい!      頑張って編んだんだよ!何個か作って     一番上手なマフラーなんだ!      このネックレスもすごい可愛い 本当にありがとう!」     そう言って二人で抱き合った そうしていると… 男の子 「マァーマァー!!どこぉーーー!      寒いよ~」 迷子らしき小さな男の子が泣いている 私   「迷子かな?寒がってる」 彼氏  「だな!どうする?      話しかける?」 そう言って私たちは男の子に話しかけた 私   「大丈夫?ママはどこ?」 男の子 「ママどっかいっちゃった!      寒いよ~」 彼氏  「やっぱ迷子かーどうする愛菜?      交番に連れていく?」 私   「そうだね!でも寒がってるから       陸斗マフラー貸してあげなよ」 彼氏  「え!?せっかく愛菜が俺の      ために編んでくれたマフラーを?」 私   「そう!私が言ってるんだから       いいでしょ笑       ほら早く寒がってるから」 彼氏  「分かったよ」      そう言って陸斗が男の子に      マフラーを巻いてあげた 男の子 「わぁ~!あったかい!      ありがとうお兄ちゃん!」 彼氏  「はいはい笑      感謝ならお姉ちゃんにしてあげて」           陸斗と私で顔を見合わせて微笑んだ  母  「裕太!どこに行ってたの?      心配したのよ!」 男の子 「マァマァー!!!!」    母  「裕太そのマフラーどうしたの?」 男の子 「このお兄ちゃんとお姉ちゃんが      つけてくれたの!」  母  「あら!そうだったの!      本当にありがとうございます!」  私  「いえいえ!寒がっていたし      私たちからのクリスマスプレゼント      です!」 母・彼氏「えっ!!!!!!」 彼氏  「おい!勝手に!」  私  「いいから」 男の子 「やったーー!      お姉ちゃんありがとう!!」  母  「本当にいいんですか?      お礼できるものは何もないし…」  私  「お礼なんて気にしないで      ください!      男の子の嬉しそうな顔を見て      使ってほしいって思ったんです!」  母  「じゃあお言葉に甘えて      本当にありがとうございます!      それでは失礼します」 男の子 「バイバーイ!」  私  「バイバイ!」 彼氏  「せっかく愛菜が俺のために      作ってくれたマフラーがぁー!」  私  「また編んであげるから!      冬が終わる前までには笑」 彼氏  「愛菜は優しすぎるんだよ      まぁそういうところも      大好きだけど」 そういって不意打ちにキスをしてきた  私 「私も陸斗のこと大好きだよ!」 彼氏  「あんま可愛いこと言うなよ😳      我慢できなくなるから…」 そういって今度は私の唇に甘いキスをしてきた  私  「我慢しなくてもいいよ?」   彼氏  「あ~もうこの会話やめよ!      まじでやばくなるから!      それよりいくつかマフラー      作ってたんだよな?      なら新しいのちょうだい!」  私  「え?!あんまり上手じゃないよ?      それに家にあるし…」 彼氏  「じゃあ今から愛菜の家いく?」  私  「い、いいよ!      どうせ家誰もいないし」 彼氏  「そっか」   そういって二人で手を繋ぎなから   私の家に向かった 彼氏  「さっきの続き愛菜の家      でするから覚悟しとけよ」   陸斗が私の耳もとでそうささやいた  私  「わ、分かった」 私たちはもっと強く手を繋いだ 付き合って一年目のクリスマスは 彼氏のために作ったマフラーが まさかの男の子の物になったけど 嬉しそうだったしそれもそれで思い出に なったから良かったかも! 大切に使ってくれたら嬉しいな それにそのお陰で私の家でイチャイチャ できたし… 寒い寒い冬のクリスマス あの時だけは少しだけ暖かった気がする
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!