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「縛られて…なんて…」
「いいなぁって思う人がいたなら、恋愛始めてもいいの。お姉ちゃんなら、祝福してくれる。まだまだ恋愛出来るのよ。祐にぃはカッコいいし、婚活だって出来る。諦めて欲しくない」
美夜がそう言うと、俺と滋は顔を見合わせて微笑みあった。
「こういうのは、女のほうが強いよね。切替がさ、出来るとこ。男はそのへんメンタル弱いからな」
「言えてる」
俺と滋が言うと、美夜はぷっと吹き出した。
「ヘタレか!」
俺たちはそうして、3人で笑い合った。すぐに「やばいやばい」「梨央起きちゃう」とか言って、声を抑えたけれど。
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