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「プリン、食べたくなっちゃったの」
「え?!」
「圭太も好きでしょ?あとね、シャケのおむすび。ホテルの朝食ビュッフェもいいけど、ちょっとあの雰囲気にも疲れちゃって。部屋でのんびり朝食しない?」
あっけらかんと芹那が言うと、俺は芹那の手からビニール袋を取り上げてサイドテーブルに放り投げると、そのまま芹那をベッドに押し倒した。
結局、こーなる。
芹那の言動一つ一つが、楽しくて面白くて、とても愛おしい。寂しい思いをさせられたんだから、そのお返しに思い切り抱かなきゃ気が済まない。
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