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愛もよく分からない。
中学からアイドル活動が始まり、親とも会っていない。
会おうと思えば会えるけど、あの家が嫌いだから、俺は自分で働けるこの道を選んだ。
オーディションに自ら応募して、研修生時代を得て、メジャーデビューした。
笑顔を振りまかなくてはいけないことだけは、ネックだが、給料もちゃんとしているし、自己啓発できる場所でもある。
一人暮らしも慣れたし、この生活を自分の持つ宿命で、潰したくない。
だから、美鈴という女性に会うことが怖い。
同時に、死が近いということになってしまうから、運命を変える力が、俺にあれば別だけど、まだ、何も自分のこともわからないから、夢を見ることしか出来ないんだ。
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