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優理(ゆうり)
「はっ…、んっ、ゆ、り…、せんぱっっ、い、今日…スゴ、イ」
「ああ…、ずっと溜まってたからな。ん?イクのか?おうっ、イケよ、尊留(たける)。ほらっ、イケって」
「ああっっ、ゆぅ、り、せん、ぱ、ああっっ!!イクッッ!あっ、あああっっっ!!」
「お前は、可愛いな…尊留…、でもな…、俺はまだイッてないからな。そうそう、お前はまだもっとイケるだろ?」
二人の身体がぶつかり合う音がパンパンと響く。
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三ヶ月に渡った全国ツアーが今日、やっと千秋楽を迎えた。
ツアーに出るその前にはアルバム制作、レコーディングにそのMVの撮影、発売日に合わせて宣伝の為にテレビやラジオの出演に雑誌の取材。
その合間を縫って、ボイトレやダンスレッスンも入れている。
それからツアーの打合せに稽古、アルバム楽曲のダンスの振付けの練習、とゆうに半年以上は休む間も無く活動してきた。
それがやっと今日でひと段落付いたんだ。
俺は、目の前にある武尊の細い腰に力一杯自身を打ち付ける。
その度に、武尊の口からちょっと高めの悲鳴の様な声がほとばしる。
武尊は、もう三年もこんな俺に付き合ってくれてる、三才年下の俺の…、まー所謂セフレってヤツ?
世間ではプロ彼氏とかゆーのか。
あ、普通はプロ彼女か…w
あいにく俺は女には全く興味が無い。
そういう意味では女性問題に無縁だからアイドル向きだよな。
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