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「晶っ、私達まるで恋人同士だね」
思わす溢れた言葉に、
晶は足を止めた。
「俺たち、付き合ってんだけど?」
「あ、うんそうなんだけど……
こういうの初めてだなって、
お互い仕事忙しかったから」
「あー、そういえばだな」
「仕事なくなっちゃって、
落ち込んでたけど、
いいこともあったなあって……」
「じゃ今日は、忘れられないほどをいい事てんこ盛りにしようぜ」
「ふふ、いいね」
晶は私の手を引くと、
目の前のショップに入る。
「ここは……」
「知りあいになった人の店」
「わー、かわいいものがいっぱい」
「ほら、のどかこっち!」
晶
レジ横のケースから、店員さんが鍵を開けて小箱を取り出していた。
なに?どういうこと?
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