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水菜は疑われているのかと聞き、そうだと答えた。
そこからは売り言葉に買い言葉。
そんなに信じられないの?と言う水菜にそうだと連呼して、そんなに信じられないなら良いわよと、水菜は子供たちを連れて出て行った。
梨香の家に…隣に行くと思っていたから止めなかった。
頭が冷えたら帰って来ると思っていた。
2時間しても戻らないから隣に迎えに行くといなくて、慌てて電話して謝って、ホテルにいると聞いて翌朝早く迎えに行った。
水菜が子供達が寝たから、せっかくだし…と言ったので直ぐ迎えに行きたいのを耐えた。
俺の頭を冷やすため、自分も冷静になる為だと思った。
迎えに行くと水菜は笑顔で謝ってくれた。
悪いのは俺だって分かってた。
仕事が忙しくてイライラして、注文されたアプリ開発も足踏み状態で窓口の水菜はその所為で担当者と連絡を密に取る羽目になっていて、笑顔で電話してる姿を見て余計にイライラして、ヤキモチを妬いた。
水菜に謝られると申し訳無くなって…素直に謝れた。
この時の家出は直ぐに帰って来てくれた。
だから今回も直ぐに帰って来てくれると思っていたんだ。
今回はホテルではなく、仕事も休んだ。
時間の経過と共に不安が増していた。
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