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「お兄さんか…私の名は未圭だ。船に乗ったのはこれから翠の国へ行くためだ。」
「へぇ、じゃあさ、俺もついていくよ〜。未圭は綺麗だからね〜守ってあげる。」
「おい、兄上には俺だけで十分だ。それに、お前は兄上を襲った。信用出来ない。」
「えー!!行きた〜い!」
2人が言い争いを繰り返しているのを見ると笑えてきた。
「ふふ…瑠加、私は大丈夫だ。それに仲間が増えるならそれは戦力をあげられる。裏切るなら切り捨てるまでさ。」
「おお…怖。」
普通だろう?裏切るなら切り捨てるまでさ。口封じにね…。
「兄上がそこまでいうのなら…良いだろう。おい、兄上に手を出したら殺すからな。」
「しないよ〜!!多分((ボソッ…」
「あ?」
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