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胸を甘く刺激する彼の唇とあのギターを弾くときのような緩急つけた指の動きに気持ちよさが加速していく。
「ダメ、だよ、廊下を通る人に聞こえたら……」
「ここ一番奥だし聞こえないよ」
「ダメ、だってばー、ベッドに行こうよ、ねえ、ああっ」
ああ、このままだと―――
私が限界に近付いているのを感じ取ったのか、彼は私のGパンのボタンをこれまた器用に片手て外すとすっと指を中に入れてきた。
えっ、さすがにここでそれはダメだってば!
足を閉じようとしたが彼の指の方が速かった。そしてさらなる胸への甘い刺激と 「理佐、俺を感じて?」 という耳もとへのささやきにあっさり陥落してしまった。
「あ、ああっ、ああああー!!」
彼の指は的確に私が一番感じるところを探り当て、私はもう我慢もできずに一気に昇りつめてそのまま膝から崩れ落ちた。
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