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「いや、あの、ああっ」
空いている両手はまたまるで私を楽器に見立てたみたいに弾き放題を始める。
後ろから掴まれている私には逃げ場がない。こうなることを自覚しておくんだった……。
片手は胸を柔らかく、時に強く刺激し、もう片手は下のほうへゆっくりと下降していく。
「あの、あの、ダメだってば」
「理佐すごく感じているよ」
「だ、め、だよー」
「理佐、俺を感じて」
「はあっ、ああああっ」
彼が容易く私の一番敏感なところを探し当て、耳の裏と胸と3か所を容赦なく攻めてきた。
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