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宇都宮のアパートに着くと、
疲れているはずなのに
身体が休むことを許さないように
片付けやらに動き回っていた。
しなくていいところまで掃除して・・・。
昼が過ぎて・・・
夕陽が窓から見えたとき、
亮太からのメール着信音。
数秒おいて・・・深呼吸して
ゆっくり開けた・・・。
ー君の選択に甘える僕を
許してほしいー
部屋の真ん中で
身体が崩れた・・・。
心のどこかで
何かを期待していた自分が
可哀想だから
大声で泣いて泣いて泣いて
・・・慰めてやった。
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