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恐るべき青天の霹靂を
私達家族はどう受け止めていたか、
まったく記憶にないスピードで
四十九日が・・・過ぎた。
それから・・・
「はい、お父さん、洗濯物🎵
自分でタンスにしまうのよ。
晩御飯はお鍋にしようね」
「じゃあ、僕が学校の帰りに
材料を買っておく」
「日曜は花壇の手入れをしようよ🎵」
「私、新しい花の種を
まいてみようかな🎵」
子供たちは涙も見せずに
妻に先立たれて呆然とする
頼りにならぬ父親を
健気に気遣っている・・・。
五十前のいい大人の
自分自身が不甲斐ない・・・。
解っている・・・
解っている・・・
でもなかなか前を向けない。
辛くて辛くて・・・
・・・やるせない・・・。
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