栃木 3 君と僕との物語

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流れゆく月日・・・ 僕の老いた両親が 相次いで寝込んでも 笑顔で看病してくれて・・・ 君は立派に送ってくれて・・・ 両親の守ってきた田畑を ただひたすらに耕し続けた。 田圃の畔には たまに来る邦子の子供たち・・・。 心優しい邦子は 一人の男子に”貴彦“と名付けてくれた。 二人の女の子にはやはり 頬に戴いた笑窪・・・。 僕は・・・ 畔のカエルとなって 子供たちとただ唄うだけ・・・。
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