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流れゆく月日・・・
僕の老いた両親が
相次いで寝込んでも
笑顔で看病してくれて・・・
君は立派に送ってくれて・・・
両親の守ってきた田畑を
ただひたすらに耕し続けた。
田圃の畔には
たまに来る邦子の子供たち・・・。
心優しい邦子は
一人の男子に”貴彦“と名付けてくれた。
二人の女の子にはやはり
頬に戴いた笑窪・・・。
僕は・・・
畔のカエルとなって
子供たちとただ唄うだけ・・・。
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