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「大丈夫ですか?」
すぐ近くにまで迫ったその声は柔らかな男の声だった
おい待てよ、まさか開けようとはしてないよな?
ここのトイレ鍵が壊れてて閉まらないから普通に開いちゃうんだよ!
「あの…苦しそうな声が聞こえたんですが、まさか怪我とか…」
本気で心配している声だ
やめろやめろやめろ!開けないでくれ!
聞き間違いだったと思って帰ってくれ!!
目を瞑って祈るように待っていると自分の中に入っている男のそれが
ずるりと引き抜かれた
「……んん゛っ」
思いがけず急に来た快感と自身の射精感に耐えられず小さく声が漏れる
しまった!と思ったと同時に
「すみません!開けますね!」
とドアの向こうにいたはずの男はドアを開け宮城と目を合わせていた
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