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初メン
「はい、じゃー今日は自己紹介とキャラ確認だけですので、以上で終了です!これからみなさんでいい作品作っていきましょう!」
これからまた新しいアニメ作りに関われる!
「じゃー今日は解散で!またよろしくお願いします!」
「かーんちゃん!」
「えっ?!」
「ねーね、かんちゃんって呼んでいい?」
「はい!」
急にあだ名をつけられた。けどなんか嬉しい。
「あのっ、良ければ…僕も芦田くんのこと何か違う呼び方したいです」
「なんでもいいよ?」
「ではあっしーなんてどうでしょうか?」
自分で言いながらあだ名で呼ぶの照れるな…。1つ上の先輩だし。
「あっしー!いいねいいね!そうだかんちゃん!この後一緒にご飯でもどう??」
初めての先輩からのお誘いだ!
「行きたいです!」
「よし、じゃー僕のお気に入りのお店紹介しちゃおっかな」
やったー!前作はあまり佐藤さん以外に役に絡みのある声優いなかったから今回はちゃんとお友達を作りたい!
それでいろいろ教わりたい!
「芦田〜俺もいきたいなっ♡」
「わっ光一さん変に女の子みたいな声出さないでよ!気持ち悪いですよ?まっどーしてもというなら勝手にどーぞです」
「ひどいなっ!じゃー行かせてもらう!神田も俺がいてもいいか?」
「はっ、はい!」
やったー!斎藤さんまで一緒とは!
「あっ、佐藤さん誘ってもいい?おーーーい!!!さとーせんぱーい!この前の埋め合わせ!」
えっ、佐藤さんも来るのか…どうしようまだ顔を合わせづらい…
「……あーその今日は」
「なんですか?歯切れ悪いけどまさか嘘で断るつもり?!ひどいですよー佐藤せんぱい?」
「うっ、わかった。行くよ。」
チラッ
あっ、佐藤さん今こっち見たよね?
やっぱり気にしてるのはさすがに僕だけじゃないか。
「いらっしゃいませー!!!何名様ですか?」
「4人です」
「4名様ご案内しまーす!」
「あっしー、僕ちょっとトイレ行ってくるね」
「はいよー」
「俺も行く」
佐藤さんも行くの?!いや、そりゃ人間だしな…
「りょーかい席たぶんそこ曲がったとこね」
「………」
「………」
き、気まずいよ……。
「また、同じ現場だったな」
「そうですね。またよろしくお願いします」
「お前はもう前作で十分に育ったよ、でも芦田には食われないように頑張れ」
喋れたーーー!普通だよね?うん普通だ!
「あっしーは優しそうですけどやっぱり実力派ですもんね」
「あいつの声と一緒に歌はなきゃだしな。でも上手くやれるよ。俺は神田くんに期待してる」
「いっいえそんなっ…頑張ります」
「もー2人ともおっそいよー!適当に注文したよ?飲み物ビールにしといたけどよかった?」
「神田くん、酒飲めないぞ」
「えっ?そーなのかんちゃん?じゃー今から別の頼もっか、多い分には光一さんが飲むよ」
「おれ?!?!」
「あ、すいません、佐藤さんありがとうございます。光一さんも」
「あっ、もうこれ俺が飲む流れか」
「「ハハハッ」」
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