お持ち帰り③ 【side 佐藤】

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お持ち帰り③ 【side 佐藤】

「ごめんね、ちょっと長く入りすぎた。ってまた寝てるの?」 打ち上げは神田くんの先輩しかいないし気疲れしちゃったかな。 「んっ…すき」 「えっ?」 寝言か。心臓に悪い。この子の好きって言葉今日何回聞けばいいんだろう。 「誰が好きなのかなー?」 「さと…うさん……こえ…すきぃ……」 どきっ 「スーッ…スーッ」 もう寝てる。警戒心全くないねこの子は。かわいい。独り占めしたい。 チュッ 「…んっ」 俺は今キスしたのか?やってしまった。でも神田くんが可愛すぎる。もう少しだけいいよね。 「んっ…ふっ………んぁ…んんん」 「はぁ…はぁ…好きだ」 だめだ止まらない。 「んんっ…んぁ……さっ…さとっ…さん」 「んっ」 もう止まれない。悪いよね、でも今夜だけでもいいから。 「ごめん、神田、させて」 「えっちょっと佐藤さん?!ってうわぁ…んっんんん」
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