episode XX3 好きが生まれる関係?

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翌朝。 リビングで目覚めた私。 体に掛けられている毛布を見て、碧斗だとわかった。 優しさを感じながら畳み、朝食にパンと目玉焼きを食べる。 片付けをして、碧斗が起きてくるのを待つ。 聞くだけでも聞いてみよ、よし! 時間は9時を回る。 ようやく碧斗が部屋から出てきた。 「 ねぇ! おはよ、あの、ちょっと話したいことがあるの 」 「 何、あ~ 腹へった 」 腹へった? これはチャンスかも…… 「 コーヒー飲む?寒いしスープにする?パンならあるよ、卵も 」 「 だから何… 」 「 私が作ろっか?ね、座ってて!」 出来れば紹介してほしいし、機嫌悪くなると困るからね。 碧斗を座らせ、碧斗のために朝食を作る。 目玉焼きは2つ、パンをトースとしてコーヒーも合わせた。 「 さ、召し上がれ!」 「 ……普通だな 」 「 普通が一番おいしいの、食べて 」 目玉焼き2つなんて豪華だよ、私は1つだったしね。
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