episode XX9 秘めた恋に永遠の契りを 《最終話》

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改まって相談と言われたら戸惑う。 以前、母からの再婚話はいきなりだった。 だから気が気じゃない。 「 ねぇお母さん…… 」 聞こうとしている時、碧斗は父と向かい合っていた。 「 伊織から聞いた、相談ってなんだよ 」 「 碧斗、父さんな…… 」 「 俺は! まだ卒業してないぞ、籍の話なら聞かない。伊織に話すつもりなら縁を切る 」 「 碧斗… 極端だな。お前との約束は守るよ、そうじゃなくて…… 」 「 え…… 」 父から話を聞いた碧斗は返答に困った。 そして父から碧斗に質問が…… 「 好きなんだな、碧斗… 伊織ちゃんを 」 あまりに唐突な事に返答に困る碧斗。 “お前は兄だ” “家族なんだ” 好きだと認めたいが、認めたら…… 言われてしまう言葉が頭を埋める。 「 ご飯にしましょ~ 」 母の声に、父が先に部屋を出て、碧斗も。
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