手紙

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

手紙

あなたに「手紙」を送ります。 あなたに贈った マフラー あなたはどうしていますか? 私は 気になって しかたありません。 冬になると あなたを思い出してしまうから あなたと過ごした時間 あなたと少しでも側にいたいと思ったこと あなたとすれ違うだけで 嬉しかったこと 毎日 あなたに会うのが 嬉しくて 仕方なかったこと 初めて、一緒に駅まで行ったこと 私は、忘れていません。 私は未だに ひとつだけ 知りたい ことがあります。 あなたと話をしたいと思ってから 半年かかりました。 やっと、あなたと話せるだけでも 嬉しかったこと。 あなたは、私と話すようになってから 仕事場で、始まる前に毎日、話したこと そしてその日、あなたと私は、席が遠かった ので、時間だから、席に戻ろうとした時 初めて私に手を振ってくれましたね。 あれは、どう言う意味だったのか 今だに 考えています。 それから、私は、あなたを「好き」に なってしまったのだから。 今は、好きとかではなく、ただ その時の答えがほしいのです。 何気なくやっていたあなたが 本気で「好き」にならせてくれたこと 感謝しています。 ホントに私にとっていい思い出で とてもいい遅咲きの「青春」を 味合わせてくれた人だから。 でも、この先もあなたに 会うことは ないと思います。 だって、連絡先すら 知らないのですから いつかあなたに 会うことが 出来たら 答えてくれますか? 私は きっと 恥ずかしくて 言えないかもしれないけど……。 あなたが これをもし読んだら あなたは 怒るかな? きっと 読まれることは ないと思ってます。 あなたも私の 連絡先は 知らないし こうやって 書いていることも 知らないのだから。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!