prologue

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「ねぇ、人は最終的にどうなると思う?」 満月が輝く寒空の下で君は俺にそう言い放った。 君が冗談だと思えない切なそうな笑みを浮かべるから突き放せないじゃないか。 仕方ないから聞いてあげるよ、君の話。 俺の右手は緊張で震えていた。
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