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「はい、じゃあもう仕事行くから出るよ?」
彼を外に出させると
___「美月、有難う。」
ブッ!!!
思わず吹き出した
「ちょ、ちょっと何で急に呼び捨て?」
「え?俺 基本的に誰でも名前の呼び捨てだけど?」
「…あのねぇ、」
ダメだ、これ以上長話する時間が無い
「もう、いいや。私、急ぐから!じゃあね!」
彼を残し、走った
「美月、頑張ってー!!」
彼の声援にズッコケる
まったく。今の若い子は、礼儀を知らないんだから…
呆れながらも
さっきよりは雨に対する嫌悪感が減ったような気がした
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