あらすじ

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あらすじ

弱小野球部の東帝大学が初優勝した際のエース原田は優勝決定戦の時に怪我をするも、ドラフト6位で山ノ手スワンズに指名された。 プロ野球選手か弁護士の道に行くかを迫られた原田は、迷わずプロ入りを希望し、プロ野球選手としての生活が始まった。 最初の1・2年目は二軍で基礎体力などの下積みを積み重ね。3年目からは二軍での先発ローテに定着した。 4年目の6月下旬には初の一軍昇格を果たし7月上旬の横須賀ラッツ戦でプロ初先発初勝利をあげたものの8月中旬に再び二軍へと降格される。 この年、原田は一軍で13試合に登板し、3勝5敗防御率3.89とまずまずの成績を残した。一方、二軍での成績は最優秀防御率&最多完投のタイトルを獲得し、二軍首脳陣からは絶大な信頼を得ているようになっていた。 そして、5年目の4月下旬に再び一軍に昇格すると、5月上旬の帝都ギガンツ戦でプロ初完投をあげ、その後、持ち前のスタミナとコントロールを生かしたピッチングで7勝を挙げチームの最下位脱出に見事貢献した。 そして、今年。 原田は初の開幕一軍を果たし、先発ローテの3番手投手として定着。原田は、いつの間にかチームで数少ない、先発完投型技巧派ピッチャーとして一軍首脳陣からも高い評価を得るようになるまで成長していたのだった。
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