こっち向いて
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机二つ分の距離から見る詩乃は、手を伸ばせば届きそうなほど近くて、今すぐ触れたい衝動に駆られてしまう。 ビー玉みたいにまん丸の瞳に、窓から差し込む西日のオレンジが映り込む。 キラキラと光って、すごく綺麗だ………… 「ねぇ……詩乃」 「ん?」 俺の呼び掛けに応える詩乃の、口角をあげたその表情が、なんだか無性に堪らなくて。 カシャッ 俺は、思わずシャッターを切った。
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