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いっちゃやだ
「正夫〜しあわせー」
「あーそうだな」
私と正夫は絶賛幸せ気分なわけですが。
昼間からイチャイチャしてたわけで。
でも、そういうときに限って来客があるのよね。
「正夫!トムですけど!」
玄関から大きなトムの声。でも、今まどろんでていいとこなのよ。
「ミートスパ持ってきたんですよ?正夫!休みですよね?」
トムがドアを叩いてる。
「は!ミートスパ!行かないと!」
正夫は大好きなミートスパゲティという言葉に反応して、急に行こうとしたので…
「だーめ。トムのとこ行っちゃやだー」
正夫にくっついて引き止めてみた。
「…レナ、でも」
「いや」
「わがまま言うなって。トムに変に思われるって」
「もぅ、トムとかいいからぁ。レナよりトムがいいの?」
「…この小悪魔レナめ」
そう言ったけど、戻ってきてくれた!
ラッキー
トムは置いてけぼりだよー
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