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 胸がドキドキする。玲君が丁寧語になる時はヤバいのだ。  玲君、口の端を上げてフッと笑った。  この顔も、ヤバい。相当な破壊力を持つ。 「今夜は、寝かせません」  きゃあぁあぁっ!  あっという間に抱き上げられた。 「きゃあっ玲君! ちょっと待って!」  わたしを横抱きに抱きあげた玲君がアハハと笑った。 「覚悟してください」 「れ、玲くん――――っ」
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