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「まぁ別に妄想とかは自由だから謝る必要無いし土下座も止めてね。今までの人が要求が少なかっただけだし、君の境遇を鑑みてもそれくらいなら許容範囲だしね」
はぁ?マジですか?
自分の妄想が許容範囲なんですか?
結構な要求だと思うんですが?
「いやいや、過去には(神と同等の力をくれ)とか言った馬鹿者がいたけどそんな奴らは即消滅コースだから。君の場合は生まれてから死ぬ迄がちょっと神の目から見てもね。
だから君は転生+さっき妄想してた要求は全て可能だよ」
えぇぇぇぇぇぇぇぇ。
神様の答えに自分は絶叫に近い声を上げ知らない内に涙を流していた。
妄想が現実になって喜んでいたのではない。決して
例え異世界ででも生き返る事が出来る事が嬉しかったのだ。
ただほんのちょっぴり地球に転生出来たらなぁと思ったのは内緒だ。
「そんなに喜んでくれて嬉しいよ。とりあえず君の転生は決まりです。転生先や体の製作とスキルの添付と相棒の製作等に1、2日くらい掛かるから待っててください。」
その声が聞こえた後、目の前に巨大な時計が突然出現した。
そこには――
転生完了まで
後 47時間59分
と、時計に表示されていた。
特にやる事が無い自分は時計の前で待つ事にした。
楽しみ100%で――
どんな世界に行くのか特に気にもしないで。
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