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「ったく、最近出番ねーなー」
西村ミサは怒っていた。
それは文字通り彼女の出番がなくなってきてるからである。
ミサは、今日も自身の爪を噛みながらイライラ満載のオーラを出してた。
そんな彼女を、取り巻きはそれぞれ宥めようとする。
「まーまー、ミサ落ち着きなってー。またバスターフィールドで懲らしめたら良いんでしょ」
「勿論そのつもりだ! 山本……次会ったらただじゃおかね~からな!」
ミサは、その言葉にゴゴゴと背後を炎でたぎらせ、指同士をゴキゴキと鳴らしながらニヤリと笑みを浮かべてた。
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