チイのクリスマスプレゼント パート2

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「「は?」」 「ケーキ作ってん。ミサりんもホンマはエェ子やねんから、今日くらいバスターはお休みして楽しいクリスマス迎えようや」 はいっ、と強引に渡されたミサは少しの間言葉に詰まってたが、何とかと言った形で口を開いた。 「こ、こんなので誤魔化されるアタイじゃねーぞ! 今日のところはこれで勘弁してやる!」 それで出した言葉はこんな可愛げのない言葉だったが、彼女はどこか嬉しそうともとれる雰囲気を放ってた。 タッタッと逃げ出すミサとそれを追いかける取り巻きの背中を見ながら、チイは微笑みつつこう呟く。 「来年も、思いっきり活躍させたるからな」 【終わり】
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