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白衣を着た職員は無言のまま、手際よく僕の白い衣服に手をかける。薄い布地の衣服はスルスルと簡単に、上も下も簡単に脱がされてしまう。残されたのは下着1枚だけ、椅子の左右に取り付けられた半円の台に足を乗せられて開脚させられ、その時にするりと下着も脱がされしまった。
あっという間に全裸にされて、全身丸見え、しかも股を開いた状態で固定されてが恥ずかしくて頬が紅潮する。テーブルの引き出しから注射器を取り出し僕のお腹に差し込む、「いっ……!」と軽く声を上げたが刺された跡は痛まず、血もそんなに出なかった。これが麻酔でじんわりと下半身の感覚が緩んでくると、押さえつける感覚も一緒に薄らいでくると同時に、手足を拘束器具で固定される。麻酔でぼんやりとした視界に移るのは駄菓子屋で売ってそうなソースせんべいに付いてくる注射器、中身の正体に気づいたのは注射器がおしりにあてがわれた瞬間でもう手遅れだった。
「あっ……何するの、思春期の男の子にトラウマ植え付けるの!?」
「種子を植え付けるんだよ」
「上手いこと言うな……あうっ」
麻酔で下半身の感覚がマヒしていてもなぜか感じた感触は、ふにふにの肛門をやさしくぐにゅっと触れたような、自分のおしりの穴じゃないような感覚で僕は内心未知の快感に期待してしまっていた。3cmくらいの明らかにおしり初心者には太いはずの、職員の人差し指よりも太いソースせんべいの注射器がにゅうううう! と奥の方へ入りつい「入ってる……」と言葉を零す、自分のことなのに他人事になってしまう完ぺきな麻酔で僕のおしりは突貫工事真っ最中、奥の方まで到達した辺りでにゅぐううううと注射された。
「えっ、注射するよとか言わないの?」
「言ってほしかった?」
「ぅ…………」
インターネットで変な知識を覚えてしまったせいで何が起きているのか丸わかりなのが逆に恥ずかしい。自分のおしりの穴に注射される様子をぼーっと見つめながら無抵抗で性を受け入れた。
こひゅう……
おしりの中に白い麻酔が馴染むと、筋を切られみたいに内側がゆるゆるに開放されてしまう。筋肉がさぼり始めてかぽっと広がってしまったゆるゆる中学生けつまんこが湯気を立てながら口をぽかんと開けて、受け入れ準備だよといやらしく誘っている。その様子を職員ふたりに真剣なまなざしで見つめられながら僕は顔をぽかぽかと温め続けた。
職員は手際よく道具を取り出す、ノズル……? それを僕のゆるゆるアナルに差し込んでボテ腹にするつもりなんだ……なんてエッチな宗教団体なんだ。それじゃあ今まで僕が勉強させられていた宗教関係の勉強は何だったの、性教育なの? 普通に宗教の勉強だと思ってたけどそうじゃなかったら酷いよ。宗教のお勉強に興味を抱くわけもなく、全く理解出来なかったけど……。
ほぼ感じないおしりの中をノズルがゆっくりと進んでいく、奥の方までぐっぱぁぁと広がりきった腸内環境は簡単にノズルを受け入れる。
ぼこんっ!
肛門の辺りで膨れる何かが、ノズルが抜けないように完ぺきにおしりの穴を封鎖した。その後ゆっくりと液状の何かが流し込まれ始める。ゆっくりと体を満たしていく液体は暖かくて、体の内側からお風呂に入っているみたいな感覚で、麻酔の効果も相まって眠ってしまいそう。
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