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「我慢してる顔も結構クルな」
ジョンはくつくつと喉を鳴らして、腰を動かし始めた。律動の合間にも歯形をつけてくる。たまに口付けを落としてくるのが本当にタチが悪い。噛まれるかも、と身構える俺の反応を見て楽しんでいる。
「気持ちいい?」
動きながら甘く囁く。
「噛まなきゃな」
「アハッホントかわいくねえ」
動きが早くなる。ベッドが軋む音が大きくなった。ジョンは俺を囲い込むようにベッドに腕をつく。
「イキそ・・・」
ジョンの声が擦れる。
俺は頷く。ジョンは顔を上げて、ニヤリと笑い、俺の首筋に歯を突き立てた。
ヤツの下半身が震えて、俺を捕らえる腕にも顎にも力が入る。食いちぎられるんじゃねえかってくらい痛くて声が上がった。
マジで覚えてろよ。
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