回想

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それでも彼女は、自分のしたことを全く後悔してはいなかった。 自分がもうすぐ、本当にこの世界から消えることを彼に伝えたら、彼はどれだけ悲しむだろう。 そしてそんな彼をおいて逝くとしたら、自分はもっと苦しむことになるだろう。 彼女は静かに微笑み、そして立ち去った。
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