え?

1/1
前へ
/2ページ
次へ

え?

「んぁ」 まだ重たい目蓋を無理矢理こじ開け、周りを見渡すとやたらに大きな部屋に、今俺が寝ているベットが部屋の隅っこに、机が真ん中にそして、問題はその机を使ってパソコンを使っている、無我夢中に何かをしている少女だ。 「ん?起きたの?」 少女は眼鏡を取って振り返った 「あぁ…一つ聞いていいか?」  「いいわよ…」 「どゆこと?」 少女は満面の笑顔で説明した 「貴方の背中にビリっとさせて気絶さして運んだ」 余りにも酷い説明に絶句した 「どうゆうことだよ!!」 ベットから立ち上がろうとした瞬間手がカチャっと無機質な、音をたてて腕を拘束した 手錠でベットに固定されてた 「また自殺されたら困るもの」 当たり前のように言う少女に大人ながら腹がたった 「は?お前みたいな人生を一割も経験した事もない、甘ったるい人生を歩んできた、ガキが調子のんな!!自殺されたら困る?そんなエゴを人に押し付けんな!!」 自分でもこの発言は駄目だと思ったでも、我慢するのも無理だった 「俺だって…好きでこんな事してるんじゃ…」 いつのまにか涙がでてた子供に、こんな事言っても何の解決にもならないのに… 少女は怒ったようにこっちに歩いてきたそりゃ怒るよな、幼女はこっちまで歩いてきた手を振り上げた、殴られるそう覚悟していた 「ごめんね、貴方が辛いのはよく知ってる」 涙を拭いてくれた 「でもね…貴方が飛び降りようとしていたのは私が経営しているビルなの」 ん?
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加