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え?
「んぁ」
まだ重たい目蓋を無理矢理こじ開け、周りを見渡すとやたらに大きな部屋に、今俺が寝ているベットが部屋の隅っこに、机が真ん中にそして、問題はその机を使ってパソコンを使っている、無我夢中に何かをしている少女だ。
「ん?起きたの?」
少女は眼鏡を取って振り返った
「あぁ…一つ聞いていいか?」
「いいわよ…」
「どゆこと?」
少女は満面の笑顔で説明した
「貴方の背中にビリっとさせて気絶さして運んだ」
余りにも酷い説明に絶句した
「どうゆうことだよ!!」
ベットから立ち上がろうとした瞬間手がカチャっと無機質な、音をたてて腕を拘束した
手錠でベットに固定されてた
「また自殺されたら困るもの」
当たり前のように言う少女に大人ながら腹がたった
「は?お前みたいな人生を一割も経験した事もない、甘ったるい人生を歩んできた、ガキが調子のんな!!自殺されたら困る?そんなエゴを人に押し付けんな!!」
自分でもこの発言は駄目だと思ったでも、我慢するのも無理だった
「俺だって…好きでこんな事してるんじゃ…」
いつのまにか涙がでてた子供に、こんな事言っても何の解決にもならないのに…
少女は怒ったようにこっちに歩いてきたそりゃ怒るよな、幼女はこっちまで歩いてきた手を振り上げた、殴られるそう覚悟していた
「ごめんね、貴方が辛いのはよく知ってる」
涙を拭いてくれた
「でもね…貴方が飛び降りようとしていたのは私が経営しているビルなの」
ん?
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