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もう無理だ…
今現在仕事を抜け出し高層ビルの、屋上にいる
当然のように上司からの、不在着信98件
メールも「今何処にいる!!」だとか「殺すぞ」とかまぁ僕は、社畜と言うやつだろう
この高層ビルの屋上にいるのは勿論飛び降りる為だ、生きるのは意味がないとかじゃなく、なんかどうでもよくなったんだ
「まぁ会社の事や上司の悪口を散々書いた遺書だ、発見され次第会社への、追求は免れんだろ…」
それが僕の最後の言葉
になるはずだった
「何で死ぬ…」
飛び降りようとした瞬間に手を掴まれた
「誰グガァ」
背中に何か衝撃が走った、意識が薄れていく閉じていく目の隙間から見えたのはの、まだ幼い顔をした、少女だった
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