夕暮れの街

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夕闇に包まれた街。 ヒロキは手紙を見つめ、うなだれている。 落ちてくる水滴に、手紙の文字がにじんでいく。 鉄橋を渡る電車の音が何度も何度も響き渡る。 やがて、ゆっくりと腰を上げ、ヒロキは、堤防の階段を街の方へと歩いていった。
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