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初めての…？！
………
心の準備が出来ないまま
駿真とのキスで
エッチのスイッチが入る
舌を絡められたら
全身に痺れが広がっていく
「はぁ…緋奈…」
私の頬を優しく撫で
切ない目で
見つめてくる
「…駿真。」
私が名前を呼ぶと
「緋奈？震えてるよ…
大丈夫？」
えっ？
…嘘？！
「…大丈夫。」
「大丈夫じゃないだろ？
俺の為に無理してるだろ？」
そう言いながら
ギュッと抱きしめられた
駿真と私の心臓の音が
体に響いていく…
「駿真。」
「無理しなくて良いよ…
俺はこうしてるだけで十分幸せ。」
駿真の匂いがする…
何だか落ち着く
私も駿真の体に腕を回し
抱きしめ返した…
「私も…幸せだよ。」
顔を上げて伝えると
「緋奈…大好きだよ。」
「うん…私も駿真のこと
大好き。」
その後…ふたりで笑ってから
キスをした
幸せのキス…
私たちは
抱き合ったまま…
眠りについた…
……
…
次に目が覚めると
朝だった…
カーテンから光が差し込んでいた
隣には…
…ん？
駿真が居ない？！
「駿真！」
私は名前を呼んだ…
でも…返事は返って来ない…
………
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