初めての…?!

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……… 鏡に映る 私の左手の薬指に キラッと光るものが… 「何これ?!」 思わず出てしまった言葉 「おーい…それは無いだろ?」 駿真(しゅんま)が ワザと棒読みで言う 「いつの間に?!」 駿真の目の前で左手を出す 「…緋奈(ひな)が眠ってる間に クリスマスプレゼント♪ 緋奈が起きないかドキドキしながら つけたんだよ。」 「駿真…ありがとう。」 私は背伸びをして キスをした… 「俺には?」 「ごめん…無い。」 「マジかぁ…」 駿真が肩を落として ガッカリしていた フフッ… 私が笑うと 「ん?緋奈?」 私の笑いを怪しんだ… 「駿真、プリン食べよ?」 駿真の手を引っ張って 部屋の中へ… 「…本当は あるんだろ?緋奈?」 「…無いよ。 ぷっ…」 ダメだ…嘘つけない私 「やっぱりあるんだ!」 私のことをギュッと 抱きしめてから 耳元で 「プリン…あげるのやめようかな…」 …えっ?嘘?! 駿真から離れて 私のお泊まりバッグの中から 駿真のプレゼントを出した… 「駿真、はい。」 「おっ!あるじゃん!」 リボンをほどき ラッピングされたのを綺麗に開け 小さな箱を開けると 駿真の目がキラキラと輝いた 「俺が欲しいって 言ってた奴。 覚えてたんだ? ありがとう…緋奈。」 駿真が私に近づいて キスを… 幸せなクリスマス♪ Merry Christmas‼︎ best wishes to you… 〜END*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ✩‧₊˚ ……… 何とかクリスマス中に間に合いました… ここまで読んでくださり ありがとうございます… 2019/12/25
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