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着いたお店は
綺麗な白壁の建物で
屋根は赤く
入り口の所には
グリーンの観葉植物が置いてあり
クリスマスカラーなお店だった…
勿論…クリスマスツリーも
飾ってあるのが
ちらりと見えた
クリスマスツリーに飾ってある
イルミネーションライトが
ピカピカと光って見えた
駿真が
ガラス扉を開けると店内から
「いらっしゃいませ〜」
店員の声が聞こえてきた
直ぐに私たちの前に
やって来て
「ご予約のお名前は？」
「一ノ瀬です。」
「一ノ瀬様ですね？
お待ちしておりました。
あちらの窓側のお席へどうぞ。」
私たちは席に
案内された…
コートを脱いで
私たちは席についた
「お飲み物は
何になさいますか？」
…料理はコースになっている
普通ならお酒を飲んだ方が
良いのかもしれないけど…
私は飲めない…
なので
グレープフルーツジュースを
駿真はサングリアを頼んだ…
前菜から運ばれて来る
特別な日の料理だからなのか
どの料理も美味しい…
「美味しい…」
緊張しながらも
しっかり味わって食べた
最後に出て来る
ドルチェ…
真っ白なお皿に
3種類も乗っていた
わぁ…美味しい
「駿真…ありがとう。」
私がお礼を言うと
「緋奈が喜んでくれたなら、
俺は嬉しいよ。」
そう言われて
目の前に居る
駿真がいつもより
大人ぽく見えた…
…トクン
コレもクリスマスのせいなのかな…
………
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