ふたりで…

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……… 駿真(しゅんま)が 私に聞く 「何で俺の顔…見てくれないの?」 ドキッ… 「だって…恥ずかしいんだもん。」 「どうして?」 それぐらい察してくれたら 良いんだけど 気がついてくれない… 私は緊張し過ぎて どうにかなってしまいそう… 「あのね…」 駿真の方を向いたら 「んんっ…」 いきなりキスされた 頭がポーッとなっていく 冷えていた体が 少しずつ熱を帯びていく… 駿真に流されて このまま…エッチになっちゃう… 舌を絡められたら 私の体じゃないみたい キスに感じてる そのままソファに 私は押し倒された 「ま、待って!駿真!」 私が名前を呼ぶと 「緋奈(ひな)? どうした?」 「…お風呂…先に入りたい。」 そう言うと 無機質な音が聞こえてきた お風呂が沸いたらしい… タイミング良かったのか? 悪かったのか? 私は… ほんのちょっとだけ ホッとした… ………
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