ー 白 ー

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タクシーが到着して、乗り込む。 彼の左手と私の右手は繋いだまま。 私の家に着くまでのほんの数分間 繋いでた手をお互いに絡ませ直し恋人繋ぎをした。 彼「やだー、ドキドキするー」 私「やだー、ドキドキする…」 もう、爆発寸前までドキドキしてたまま 家に着いてしまった。 彼「着いちゃったね。」 私「着いちゃった。」 彼「じゃあね、またね」 私「はい、ありがとうございました」 そして、繋いでた手を離した。 高鳴った胸はなかなか収まることはなく、ドキドキしたまま彼を見送った…。
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