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カーターさんからの手紙
先月はブラックフライデーなる、お得に買物ができるイベントが有りました。
家電やパソコンばかりではなく、ソフトウェアもお得になっていました。
音楽制作者にとって、この時期は祭りです。
普段は高くて手が出ないソフトが特売になるからです。
その値引率は半額当たり前、9割引なんてのもあります。
ほとんどのメーカーが参加するので見逃せないのです。
私もそんな波に乗り遅れまいと、前から欲しかった
米国アンタレス社の超有名プラグイン、オートチューンを買いました。
以前、少し触れましたが中田ヤスタカ氏御用達の音声加工ソフトです。
超お買得に買えてホクホク顔でインストールしました。
この手のソフトは不正コピー防止の為、実に強力な対策が施されています。
あれやれこれやれ、手順が面倒、言語は英語、分かりにくく苦戦しました。
そして、ようやくソフトの起動に成功。ケロケロ加工をして楽しみました。
翌日、味をしめて、再びPerfumeごっこをしようと思って起動すると
なんと、アクティベートしてくださいとのメッセージが出ました。
普通は一度やれば大丈夫なのにおかしいなと思いつつやり直しました。
でも、同じメッセージが出て起動できませんでした。
「嫌な予感がするぜ」
ハン・ソロの名言が脳裏に浮かびました。
先日、同じくプラグインのことでトラブった件を思い出しました。
今回は日本の代理店を通さず、アメリカのネット通販で買ったので
英語で直接、アンタレス社とやり取りしなくてはなりません。(オーマイガー)
しかし、先日のアイソトープ社のマックさんとの交流で少し自信がついたので
思い切って、サポートセンターに連絡しました。翻訳ソフトのお世話になって。
すると、翌日には返信がありました。今回はカーターさんです。
「連絡ありがとうね!さて、じゃあ、スクリーンショット送ってくれるかい?」
みたいな内容でした。いきなりフレンドリーな感じで戸惑いました。
指示通りにスクショを撮って送ると、またもや翌日には返信がありました。
「ごめんね!同じ現象が起こっていて問題になっているんだよ」
そして、解決する為の手順が箇条書きにしてありました。
こちらが英語が不自由な東洋人と理解しているらしく、分かりやすく丁寧に。
カーターさんは実にいい人だったのです。恐れる必要はなかったのです。
そして、指示通りに操作して無事に動くようになりました。
これでケロケロし放題になりました。(本末転倒)
カーターさんありがとう。
これから頑張っていい曲を作りたいと思います。
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