55人が本棚に入れています
本棚に追加
◆『署名』と『記名』と『サイン』
どれも名前を書くことですが、どう違うのでしょう?
『署名』は法令上では『自署』ともいい、『本人が直筆で自分の名前を書くこと』を言うそうです。とっても大事な書類(婚姻届とか)は、もちろん署名じゃないと駄目ですよね。
『記名』は、その字の通り『名を書き記す』ことであり、必ずしも本人でなくともよく、直筆である必要もありません。
例えば、何かの書類に『記名欄』とあった場合は、名前のゴム印を押してもいいですし、誰かに代筆してもらっても問題ないということになります。
『サイン』は『本人が直筆で書く』ことで、『署名』と同じですが、こちらはもっと砕けた感じでしょうか? クレジットカードを使って「こちらにサインをお願いします」なんていう時に使われますよね。
そういえば、外国人はよく「なんて書いてあるの? 本当にあなたの名前書いてる?」というような、オリジナリティのある読めないサインを書きますが(偽装等に対する予防策でもあるでしょうが)、それでも本人が書いたもので、「これが私のサインである!」ということならOKなのでしょうね。
◆『固い』と『硬い』と『堅い』
これ、時々わからなくなりますよね💦
こちらは反対語を一緒に覚えているとわかりやすいです。
・『固い』⇔『ゆるい』
例)固い信念、団結が固い、地盤が固い など
・『硬い』⇔『柔らかい』
例)硬い石、表情が硬い、硬い文章 など
・『堅い』⇔『もろい』
例)硬い守り、堅い商売、口が堅い など
『固い』の例で『頭が固い』というのもあったのですが、『頭が柔らかい』ともいうんじゃない? と思ったのですが……ど、どうなんだろう?💦
最初のコメントを投稿しよう!