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11.~のおかげ&~のせい
こちらを拝見した時、ピンとこなくて少しの間ポカーン( ゚д゚)としてしまいました💦 最近の若い方やお子様は、こういう使い方をしても違和感を覚えない、ということですよね?
えー! 不思議ー!!Σ(・ω・ノ)ノ!
『~のおかげ』は『良い結果をもたらした時』、『~のせい』は『悪い結果をもたらした時』という使い分けだと思っていましたが……調べてみました。
どちらも『何かしらの影響を受けること、またその因果関係を表す』という意味だと思いますが、先述したとおり、基本的には結果の良し悪しで使い分けるようです。
・~のおかげ
例)テストで100点が取れたのはお母さんのおかげだよ。
おかげさまで退院することができました。
ただし、『~のおかげ』は嫌味として使う場合もあります。本来『~のせい』を使うべきところに『~のおかげ』を使うことで、一層の皮肉を込めた表現にしているんですね。
例)よすだがミスしたおかげで取引先に怒鳴られたよ!
・~のせい
例)遅刻したのは、お母さんが起こしてくれなかったせいだ!
よすだが休んだせいで残業をするはめになった。
また『~のせい』は、原因が曖昧な場合にも使われます。原因が100%それだとは言えないけど、たぶんこれだろうな、という時です。
例)今年は暖冬のせいか雪が少ない。
なんだかウキウキしちゃう。春が来たせいかな?
ダイエットしたせいか、若く見られるようになった。
という感じでしょうか。
曖昧なほうの『~のせい』の使い方は、調べてみて「ああ、そういえば!」という感じがしました。無意識に使い分けていたんですね。
そういえば、昔一緒に働いたことのあるALTの先生が、
「この仔猫、保護したらしいんだけれど、うちでは飼えないから、もらってあげてくれないかしら?」という会話を聞いていて、「もらう、あげる、くれるが連なっているけど、日本人は混乱しないのか?」と真顔で聞いていたのを思い出します。
確かに……(笑)
不思議ですが混乱しませんよね(;^ω^)
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