55人が本棚に入れています
本棚に追加
ズバリ、『犯人や謎がわかっているかどうか』なんですと!
二時間ドラマのサスぺンスなどでは、初めに犯人が被害者を殺害し、後日警察の聞き込みに平然と「さぁ、よくわかりませんねぇ。私はその時、パーティに出席していましたから」なんて言ってるシーンを良く見かけますよね。アリバイも工作して。
サスペンスは、犯人が誰かわかっていて、謎解き役の人物がそのトリックやアリバイを崩していき、最後には船越英一郎さんと犯人を崖っぷちに追い込む……(笑) その過程を傍観者として楽しむ、という感じでしょうか。
『ミステリー』は犯人や謎がわからない状態で始まりますので、登場人物と一緒に推理や謎解きを楽しむ、という一体感がある。そんなアプローチの違いがあるんですね。ふむふむ。
◆『自首』と『出頭』
こちらもはっきりとしたボーダーラインがあります。
ズバリ……『犯人や犯罪そのものが公に判明しているかどうか』。
あれ? 『ミステリー』&『サスペンス』と被ってますね。
『自首』は、犯人や犯罪が分かっていない状態で自ら警察へ赴き、「私がやりました」と事実を申告し、処分を仰ぐこと。
『出頭』は、犯罪事実や容疑者が発覚している状態で、「私がやりました」と警察へ行き、逮捕されること。
だから、ドラマなどでテレビで事件のことを報道しているのを観た家族が、犯人に対して「お願い、自首してちょうだい!」なんていうのは間違いということになりますね。
◆『料金』と『代金』
簡潔に説明すると、
『料金』=サービスや物(形のないもの)を利用した分のお金。
『代金』=支払いと引き換えに形のあるものを手に入れるお金、です。
ポイントはお金を払うことによって、形のあるものを自分の物にできるかどうか? で分かれます。
たとえば、『レンタカー料金』は、車という形のあるものを利用しますが、決められた日時で返却しなければならず、手元に車は残りません。なので料金。
『食事代(金)』は、食べ物や飲み物を実際に口にできますよね。なので代金になります。
ところが、『電気代』とか『ガス代』という言い方もしますよね?
さきほどのレンタカーの例を踏まえると、この二つは『料金』を用いるのが正しいわけですが、このような公共料金は両方使う場合があるようです。
ニホンゴ、ムズカシネー(≧▽≦)
最初のコメントを投稿しよう!