30人が本棚に入れています
本棚に追加
「クリスマスはね、どんな人でも幸せになって良い日なんだよ。
だから、かりんも幸せにならなくちゃね。」
僕にとって、クリスマスはケーキを食べてお祝いする日でしかなかったけど、ゆかちゃんのこの言葉で、クリスマスに対する感覚が変わった。
「かりんにとっては、キミに見つけてもらったことがクリスマスプレゼントだね。」
うん。
そうかも知れない。
でも、僕はそれ以上のプレゼントをかりんからもらった。
かりんの仕草、
かりんの声、
かりんの温もり。
かりんはもう、僕の大切な家族だ。
最初のコメントを投稿しよう!