第9話 因幡の白兎の予言は、国家間大戦争の口火を切った その2

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 おまちどうさま……でしたでしょうか。  前回「因幡の白兎の予言は、国家間大戦争の口火を切った その1」で展開したお話の続きです。 (^^ゞ  これは毎回申し上げているのですが、このお話は僕がテキトーに読み漁ったネット情報やサブカルチャー資料を基にして、自身の小説ネタにでもしようと、これまたテキトーにつなぎ合わせたものです。  ですから出典も明らかではありませんし、事実無根な私見もかなり混じっています。  以上のような理由ですので、そこらへんの曖昧なところを了承して、「くだらない言葉の遊びだなぁ」とか、「愚にもつかないヨタ話だねぇ」として受け止めていただける方のみ読んでくださいませ。  どうかよろしくお願いします。 <(_ _)>  さて、八十神(邪馬台国=大和朝廷?)の求婚(政治的干渉?)を退け、高らかに独立宣言をした八上比賣(やがみひめ)ですが、頼りの綱は大国主命(おおくにぬしのみこと)です。二人はすぐさま夫婦となり、子として木俣神(きまたのかみ)を儲けます。  いいですねぇ。昔の人(神様ですが)は、やること早いですねぇ。  前回の内容を踏襲して、八上比賣を「地域住民のリーダー的存在。もしくは実在する人間ではなく象徴」として見るのならば、二人の間にできた子である木俣神は「大国主命と八上比賣との間で交わされた重要な約束、または契約」あるいは「二人が統治することとなる新設国、または国民」と読むべきだと思います。つまり二人して「良い国創ろう何とかかんとか」とやりましたよぉ。と、いう意味なのですね。  さあさあ、ここでお立ち合いです。センセーショナルな独立宣言以降、八十神にとって大国主命は目の上のタンコブになりました。当然のごとく、「邪魔者は排除すべし」の意識が働いたことは想像に難くありません。  八十神は大国主命の殺害を企みます。  古事記によると、大国主命は八十神によって二度殺されます。しかしながら大国主命は、母親の刺国若比売(さしくにわかひめ)に救われて復活し、祖先である須佐之男命(すさのおのみこと)が治める根之堅洲国(ねのかたすくに)へと逃れます。  はい、皆様の言いたいことはわかっていますよ。二度云々……のところですよね。もちろんスルーなどいたしません。ここで考察TIMEといたします。    ごくフツーに考えて、一度死んだ人間が蘇ることなどありません。しかも大国主命は二度殺されて、二度復活します。  いやいやこれは神話だから。しかも大国主命は神様だし……という逃げ道もあります。ですが、このヨタ話ではそのような逃げ道は選択しません。なぜなら、神話なのでどーたらこーたらという逃げ道を作ってしまうと、小説ネタとしてボンヤリノホホンとしてしまい、面白みを欠いてしまうからです。  うむ、我ながら自身に課した課題はなかなかハードじゃのう。(笑) (;^ω^)
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